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宇宙から細胞まで(科学のとびら54)

最先端研究の現状と将来

内容説明

本書は,「つくる」科学という観点から,宇宙から細胞までを扱う三つの最新研究を紹介します.まず,高エネルギー加速器により宇宙の初期状態をつくり出して,素粒子の存在や性質について観測する研究を紹介します.この手法で,存在が仮定されていた「ヒッグス粒子」が発見されました.つぎに,人工生命について取上げます.一般に,全生物に共通の性質は生命に重要であると考えられていますが,この共通性から外れた生体分子や生物をつくり出し,生命に必須の仕組みを探る方法を紹介します.三つ目は,「細胞シート」をつくって,患者への細胞移植を可能にする再生医療の技術です.患者の再生したい組織の体性幹細胞から細胞シートをつくり,障害を受けた臓器に細胞シートを貼り付けるだけで,その組織を再生させることができ,拒絶反応もありません.本書では最後に,最先端研究の課題と展望についてまとめています.

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