試し読み
生化学(新スタンダード栄養・食物シリーズ2)
編者のことばから:2005年には「日本人の食事摂取基準」が策定されたが,それまでの栄養所要量という大まかな概念から科学的根拠に基づいて,推定平均必要量,推奨量,目安量,耐容上限量,目標量の適正範囲がきめ細かく示されるようになった.その裏付けとなったのは大部分が生化学的な学術論文である.本書の改訂にあたっては,これらの進歩に即して生化学と栄養学がどこまで進んでいるかの現状を盛り込んだ上で,われわれの身体内で行われる生化学的な現象をわかりやすく伝えられるように心がけた.また,管理栄養士の国家試験の出題におけるガイドラインが新しくなったことにも配慮して記述の全面的な見直しを行った.
主要目次:生化学入門(生化学とは/細胞の構成/水) 生体分子の構造と機能(アミノ酸とペプチド/タンパク質の構造と機能/酵素/糖質/脂質と生体膜/核酸) エネルギーと代謝(代謝の概要/糖質の代謝/脂質の代謝/アミノ酸,タンパク質の代謝/核酸の代謝/光合成) 遺伝子とゲノム(染色体と遺伝情報/DNAの複製と修復/転写と翻訳/遺伝子発現の調節/遺伝子操作技術と応用) 生体の恒常性と調節機構(受容体と細胞内シグナル伝達/内分泌系,電解質・酸塩基平衡,免疫系)
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