試し読み
光化学
基礎と応用
著者のことばから:本書は,おもに教養課程の大学生や一般社会人のための,光化学の入門書である.また,自然科学系諸学部の大学生が,分子構造論を復習しながら光化学の基礎と応用を学ぶ際の教科書,あるいは参考書としても適切なものと思う.私は常々,光と物質の関わりに興味をもつ化学を専門としない技術者や,これから専門を決める自然科学系の学生諸君にも,たとえば光合成や太陽電池のしくみが,原子・分子の視点からきちんと説明できることを知ってほしいと思っていた.本書を著した動機も,まさにそこにある.平成24年度から高等学校の化学の教科書にも,光合成や化学発光が記載されることになった.高等学校の先生方,あるいは余力のある生徒諸君には,ぜひ,本書を手にとって,少しでも理解を深めていただきたい.
主要目次:光と私たち/光とは何か/電子のふるまい/分子による光の吸収/光を吸収した分子のふるまい/色とは何か/光と化学反応/光と生物/光を利用する技術
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