看護・医療系のためのくすりと治療の基礎知識

編者のことばから：本書は，現場の治療を意識した“薬の使い方”について解説したものです．したがって，看護・医療系の皆さんが，大学初年度の基礎学習時に，短時間で薬のアウトラインを知るためのテキストです．本書の特徴は，まずコンパクトであること，さらに実践的であることの2点です．そのような視点から薬の基礎学習を目指しています．基礎から応用まで概観した内容になっているので，教科書としてだけでなく，看護の対象になっている患者さんにも簡単な薬のテキストとして目を通していただけるとありがたいと思います．

主要目次：Ⅰ．くすりの基礎（看護目線でながめるくすりの基礎／身近なくすりの化学）Ⅱ．くすりと治療の実践（重要なくすりと治療／くすりの効き方のメカニズム／リスクから見たくすり：実例に学ぶくすりの危なさ／臨床検査）付録（本書収載の医薬品一覧表／よく用いられる腫瘍マーカー／癌検診で行われるおもな検査）