試し読み
化学系薬学 Ⅰ(スタンダード薬学シリーズⅡ-3)
化学物質の性質と反応
編者のことばから:薬学における有機化学の教科書は,欧米型の確立された大著による教育とは一線を画し,医薬品を中心とした学習に変化していく必要がある.本書では,2013年に改訂された新コアカリの内容をSBO順に記載し,本書を学ぶことによって新しい薬学教育における化学全体を学習できるように配慮した.SBOごとに例題,演習を付けて,読んだ内容が身についたことを実感しながら学習を進めていけるように配慮した.本文の記載に関連づけられる部分には,できるだけ多くの医薬品の構造や,それに関連するトピックを加えた.
正誤表はこちら→
主要目次:Ⅰ.化学物質の基本的性質(化学結合と分子/基本事項/有機化合物の立体構造) Ⅱ.有機化合物の基本骨格の構造と反応(アルカン/アルケン・アルキン/芳香族化合物) Ⅲ.官能基の性質と反応(概説/有機ハロゲン化合物/アルコール・フェノール・エーテル/アルデヒド・ケトン・カルボン酸・カルボン酸誘導体/アミン/電子効果/酸性度・塩基性度/官能基の性質とまとめ/官能基をもつ化合物の命名)
関連書籍
-
定価 6,160円
(本体5,600円+税)