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バイオサイエンスのための物理化学(第5版)
著者のことばから:本書では生物学および生化学を学ぶ学生にとって非常に有益な生物物理化学の核心となる部分(熱力学,速度論,量子力学,分光学,X線回折など)の要点を抽出して扱った.これらの概念を,バイオサイエンスを学ぶ学生にとって興味がわく系に応用したので,ほとんどすべての例題や章末の演習問題はバイオサイエンスから例をとっている.第5版では広範囲な改訂にともない,理論的内容を増補し,記述をIUPACの現行慣例へ合わせるなど,内容の更新を行った.電気化学については新しい章を設け,ほかに一分子研究手法,量子力学,磁気共鳴に関しての項目を増補した.
原著名:PHYSICAL CHEMISTRY Principles and Applications in Biological Sciences Fifth Editon 原出版社名:Pearson Education, Inc. |
主要目次:序論/第一法則:エネルギーは保存される/第二法則:宇宙のエントロピーは増大する/自由エネルギーと化学平衡/生物物理化学の統計力学的基礎/物理的平衡/電気化学/生体分子の運動/速度論:化学反応速度/酵素反応速度論/分子構造と相互作用:理論/同:生体分子/分光学/磁気共鳴/生体高分子の構造とX線回折/付録
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定価 6,930円
(本体6,300円+税)