植物病理学　第２版

著者の長年の講義や実習の経験に基づいて，植物病理学の基礎から最新の知見まで，バランスよく記述した大学学部生向け教科書の改訂版．明解な図や写真を多用して，予備知識が少ない学生でも抵抗なく読める配慮がなされている．学生以外に，専門外の研究者や農業関係者が植物病理学の概要を把握するのにも好適な入門書．

主要目次:
第I部　植物病理学と植物の病気（植物病理学／植物の病気）

第II部　病原と病気の発生（病原／感染と発病／病気の発生と流行）

第III部　植物の伝染病と生理病（微生物分類の概要／菌類病／細菌病／ウイルス病／線虫病／生理病）

第IV部　診断と病気の管理（病気の診断／病気の管理／農薬／植物検疫）

第V部　感染と防御応答のサイエンス（宿主寄生者間相互作用における特異性／病原体の感染戦略／宿主植物の防御戦略／病原性関連遺伝子の解析と耐病性植物の作出）