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生物化学工学
バイオプロセスの基礎と応用 第2版
生物化学工学は,微生物や動物細胞をどのようにすれば大規模に培養することができるか,安定して大量生産するにはどのような知識が必要となるのか,安心できるバイオ生産物を得るためにはどのような酵素反応や微生物反応を利用し,どのような反応装置を使い,どのようなバイオセパレーション方法で精製するのか,といったバイオ・医療に関する生産技術を学ぶ学問分野である.本書は,大学工学部のみならず,農学部・薬学部または高等専門学校で使用できる教科書を念頭におき,平易な入門書として企画された.生物化学工学で対象とすべき事柄,すなわち酵素反応や培養の基礎知識から,バイオ医薬や再生医療における生産技術までを網羅的に記述している.理解が深まる演習問題も各章に加えた.
評者:大阪大学大学院工学研究科 教授 紀ノ岡正博

主要目次:序章/細胞の取扱い/細胞の代謝と増殖収率/酵素反応速度論と反応装置/微生物反応速度論/培養の準備過程/培養操作/培養用バイオリアクター/通気と撹拌/計測・制御と生物情報の活用/バイオセパレーション/生物的排水処理/動物細胞工学/演習問題解答
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