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クーパー分子細胞生物学 第8版

米国で定評のある教科書の翻訳版. これ一冊で最新の生化学,分子生物学,細胞生物学が学べる!

著者 G. M. Cooper
須藤 和夫 監訳
堅田 利明 監訳
榎森 康文
足立 博之
富重 道雄
齋藤 康太
ジャンル 細胞生物学
分子生物学
出版年月日 2022/03/31
書店発売日 2022/03/31
ISBN 9784807920259
判型・ページ数 B5変 ・ 568ページ
定価 7,040円(本体6,400円+税)
在庫 在庫あり

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米国で定評のある教科書の翻訳版.
これ一冊で最新の生化学,分子生物学,細胞生物学が学べる!

訳者のことばから:
 原書は出版以来改訂を重ねて、米国では細胞生物学の入門教科書として定番となっている。細胞の生物学に関わる重要な諸過程が“分子レベルの言葉”で解説されているため、日本語版の書名は「クーパー分子細胞生物学 第8版」とした。

本書は大学で初めて細胞生物学を学ぶ学生のために書かれたものだが、分子生物学と生化学の理解の上に立って細胞生物学を解説するという立場から、前半部には、遺伝子、タンパク質についての充実した解説がある。細胞生物学に関する後半部でも、遺伝情報の発現や調節、タンパク質の細胞内輸送、細胞骨格と細胞運動、細胞のシグナル伝達、細胞周期といった内容を、豊富な図を用いながら分子を基礎に解説を進めている。この教科書だけで、生化学、分子生物学、細胞生物学に関する基礎的事項はすべて網羅されている感がある。特に細胞生物学に関しては入門書を超えたレベルにあり、かなり高度な知識を広範囲に得ることができる。

生命科学系の学生には、初年次で生化学、分子生物学、細胞生物学の基礎を総合的に学ぶ入門的教科書として最適だが、第Ⅱ部以降を利用すれば、中級の教科書としても十分に使える。最新の分子レベルの細胞生物学について理解しておきたいという生命科学系以外の学生の場合には、3~4年生の教科書として用いるのがよいだろう。



アニメーションはこちら↓ (一覧表はこちら













本文の問題の解答と追加問題はこちら↓




原著名:THE CELL: A Molecular Approach International Eighth Edition
原出版社名:Oxford University Press


※ クーパー細胞生物学(ISBN:9784807906864)の改訂版。
  細胞生物学→分子細胞生物学 書名変更しております。


評者:紺谷圏二 明治薬科大学薬学部 
(生化学 第 94 巻第 5 号,p. 785(2022))
Ⅰ. 分子細胞生物学の基礎
1.序論:細胞と細胞研究法
2.細胞を構成する分子と生体膜
3.生体エネルギー論と代謝
4.分子生物学の基礎
5.ゲノミクス,プロテオミクス,システム生物学

Ⅱ. 遺伝情報の流れ
6.遺伝子とゲノム
7.ゲノムDNAの複製,保守,再編成
8.RNAの合成とプロセシング
9.転写調節とエピジェネティクス
10.タンパク質の合成,プロセシング,制御

Ⅲ. 細胞の構造と機能
11.核
12.タンパク質の選別と輸送:小胞体,ゴルジ体,リソソーム
13.ミトコンドリア,葉緑体,ペルオキシソーム
14.細胞骨格と細胞運動
15.細胞膜
16.細胞壁,細胞外マトリックスと細胞間相互作用

Ⅳ. 細胞機能の調節
17.細胞のシグナル伝達
18.細胞周期
19.細胞の再生と細胞死
20.が ん

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