有機合成反応Ⅱ
さらなる可能性を求めて
日本の有機合成界をリードしてきた著者が、「有機合成反応:新しい可能性を求めて」(1987年刊)を著した後の二十余年の研究生活で開発した新しい合成反応をまとめたテキスト。研究の背景・着想および作業仮説とその展開について解説。有機合成研究に携わる研究者や学生に有効なヒントを与える。
第Ⅰ部 新しい合成手法の追求(キラルLewis酸を用いる不斉アルドール反応/Lewis塩基触媒を用いる炭素‐炭素結合形成反応/脱水縮合剤を用いる炭素‐ヘテロ元素結合形成反応/酸化‐還元系による炭素‐ヘテロ元素結合形成反応/有機硫黄・窒素化合物を用いる酸化反応)第Ⅱ部 有用物質合成への展開(抗がん剤タキソールの不斉合成/糖鎖の立体選択的合成)第Ⅲ部 工業触媒開拓への挑戦(酸素酸化反応/酸素エポキシ化反応/一酸化窒素によるオレフィン類の窒素化反応/触媒的不斉ボロヒドリド還元反応/均一系オレフィン重合触媒の開発)
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