医・薬・看護系のための化学
医療に関連する学部学生や医療職に就いている人向け
まずは章のはじめの「診断テスト」で化学の理解度を確かめよう
訳者のことばから:本書の扱う内容は,化学の基礎となる有機化学,物理化学,分析化学にとどまらず,生化学,生理学,医薬品化学の初歩,さらに医薬品の歴史までと多領域にわたっている.
しかし,浅い知識の羅列ではなく,あくまでも健康と病気に話題を絞って,それらに関係することを総合的に理解できるように書かれている.
章のはじめに,到達目標と,自分の到達度を知ることができるように診断テストが設けられている.
本書は医療系の職業に就いて働いている人たちの再学習にも役立つだろう.
本書により医療の分野で化学を学ぶ必要性を感じていただければ幸甚である.
原著名:Chemistry:An Introduction for Medical and Health Sciences 原出版社名:John Wiley & Sons,Ltd. |
主要目次:化学を始めるにあたって/共有結合化合物と有機分子/炭素,水素,酸素からなる有機化合物/カルボニル化合物/窒素を含む有機化合物/ビタミン,ステロイド,ステロイドホルモン,酵素/イオン,電解質,金属,イオン結合/水/酸と塩基/酸化と還元/分析法/放射線と放射能/反応速度/病気と闘う化学物質/数と単位
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