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トップドラッグから学ぶ創薬化学
編者のことばから:2010年の世界医薬品売上げ統計によれば,ロスバスタチン,塩酸ピオグリタゾンなどの日本発大型医薬品がランキングの上位を占める.これらの医薬品はすべて合成医薬であり,我が国の有機合成化学の実力が創薬化学と医薬開発の世界でも遺憾なく発揮された結果である.世界の医薬医療に多大な貢献をしてきた日本発医薬品開発の歴史を辿り,それらの開発における化学の貢献を明らかにすることは,将来医薬研究を志す学生や大学院生のみならず,すでに企業で新薬創製を目指している若手研究者,有機合成研究者に多大なモチベーションを与えるものと信じる.
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主要目次:Ⅰ.日本発のトップドラッグ(日本が創ったトップドラッグ/血管拡張薬と血圧降下薬/循環改善薬/脂質異常症治療薬/糖尿病治療薬/消化性潰瘍治療薬/気管支喘息治療薬/中枢神経用薬/頻尿治療薬と排尿障害治療薬/抗腫瘍薬/ニューキノロン系合成抗菌薬/抗生物質)Ⅱ.知っておくと役立つ合成法(66項目の合成反応)
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